才能はあるが楽しめない事は続けるべきなのだろうか?

ミュージシャンの夢

自分の夢はミュージシャンになる事だ。

そう夢みるも行動には移す事は出来ていない。

何故なら、楽しむという才能がないからだ。

曲を聴くことは好きだが、楽器を弾く事の楽しさが分からないのだ。

 

だから、夢を見るだけで終わってしまうのだ。

やりたい事が必ずしも向いているとは限らない。

無理に夢を追いかける必要はないと思うのだ。

むしろ、興味のないと思っていた事にハマる可能性だってある。

 

でも、なぜ私は音楽を諦められないのか。

1つは、好きな事は音楽くらいだから運命を感じてしまっている事。

2つ目は、自分で言うのはどうかと思うけど、作曲の才能があると思うからだ。

2つ目の原因が大きいと考えている。

作曲はできる

自分は曲を聴いている時は、楽器の音ではなく...

歌メロディを重視して聴く。

だから、楽器を演奏する為の音楽というよりは...

作曲をする為に音楽をやりたい事に気がついた。

 

作曲の為に音楽を始める人は多くはないと思う。

大抵は好きなアーティストの楽曲を弾く事から始めて...

自分たちの音楽を作る上でコピーバンドからオリジナルに移行する。

その時に初めて作曲を始めるのだと思う。

 

その順序については関係はないと思うが...

正直、作曲から入るのはキツイものがある。

何故なら、メロディを作れても演奏技術が伴っていないので...

完成度の高い作品を作る事ができないからだ。

 

そんな困難を乗り越える為に、メロディを作る上で自分なりに工夫をしたのだ。

楽器が弾けなくても、作曲を続けて一年。

気がつくと300曲作る事ができた。

また、この1つ1つが自分にとって名曲に聞こえるのだ。

 

自分の作った曲を後になって振り返り聴いてみると...

我ながら作曲の才能があるのではないかと自惚れてしまう。

すると、作曲はしていて苦痛ではあるが...

ミュージシャンを夢見てしまう。

続けるべきなのか...

今の状況をまとめると...

才能はあるけど楽しいとは思えないという状況。

やらないと今後も後悔するだろうし...

やるにはやる気が足りないと感じている。

 

更に、自分の音楽に対する気持ちはゲーム好きを超えられない。

音楽の時間よりゲームの時間を取ってしまうのだ。

そんな自分は学校の部活に入る事にした。

理由は楽器の演奏を学ぶ為だ。

 

自分の進むべき道は音楽なのかどうかを知るには...

想像するのではなく、実際に試してみるしかない。

はぁ、これでダメだったら諦めるしかないのだろうか。

諦めてしまうくらいの音楽に対する思いだったと割り切り、音楽を辞めるのか。

それとも、ネガティヴな考えに流されまいと、頑張ってみるのか。

このように考える事ができれば運命も決まっているなんて言い切れないと思った次第である。

END