周りにやる気のある人がいるとやる気がなくなるのは何故?

中学1年

この感覚は今思えば中学1年の頃からあった。

入りたての頃は良く勉強を頑張ったものだった...

しかし、周りもできていると何故かつまらない。

 

その、自分を褒めてやりたくても...

それが普通であるかの様に思えてしまい。

それからというもの、学校の勉強はあまりしなくなった。

高校2年

それは、高校2年の時もあった。

高校受験の失敗もあってか...

高校一年の学校の成績はとても良かった。

 

その事もあってか...

高二のクラスが各クラスの優秀な生徒の寄せ集めで...

私は彼らと過ごすのだが、それがとてもストレスであった。

 

今までは、勉強をしないクラスメイトを見下せたが...

この時のクラスはそれができなかった。

なんせ、クラス順位が一桁の人が集まるクラスだったからだ。

 

自分はいつも通りに勉強に励めば良かったものの...

クラスのレベルが上がれば、課せられるノルマのレベルも上がる...

それを弱音も吐かずにこなしていく彼らと差がついて行ったのだ。

 

正直、弱音を吐いて欲しかった。

愚痴を言っているのを聞きたかった。

しかし、それを聞くことは無かった。

 

もし、言ってくれれば頑張れたのに...

どうやら自分は周りが逆境に置かれると...

やる気が起きるタイプのようだ。

 

周りができるならば自分がする必要は無い...

だけど、周りができない事にやる気が湧いてくる。

これは、周りが災害などで落ち込んでいる時に...

リーダーとなる人を生み出す、人間の本能かもしれない。

パレートの法則

こんな、話を聞いた事がないだろうか?

集団の8割は仕事をしておらず...

残りの2割が全体を動かしているという話を。

 

これをパレートの法則と呼ぶ。

またの名を働きアリの法則とも呼ぶそうだ。

[list class="li-accentbdr strong"]

  • 働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。
  • 働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている。
  • よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。
  • よく働いているアリ2割を間引くと、残りの8割の中の2割がよく働くアリになり、全体としてはまた2:6:2の分担になる。
  • よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。
  • サボっているアリだけを集めると、一部が働きだし、やはり2:6:2に分かれる。[/list]

この事から、頭のいい人を搔き集めると...

その、8割はサボり始めてしまう。

つまり、自分は8割の方に成り下がってしまった訳である。

 

何故、起きてしまうのかを自分の体験に基づいて分析をしてみる。

恐らく、相対的なもので自分の上を知ってしまうと...

遠慮する様に、その人に任せてしまうのであろう。

 

高校には自分とほぼ同じレベルの人たちが集まるのに...

レベルの低い高校なのに早稲田慶応に受かる人もいれば...

レベルの高い高校なのに落ちこぼれてしまう人もいる...

 

これは、人と比べてしまう人に陥ってしまうのではないだろうか。

自分も人と自分を比べてしまう。

そして、その差が大きいと判断すると諦めてしまうネガティヴな思考。

 

この様な性質が...

周りにやる気のある人がいるとやる気がなくなる

という原因だと思った。