うつ病は自分の限界を超えると発症する

当たり前

日々を過ごしていると...

自分は何て凄い事をしているのかと思うことがある。

例えば、ギターだって弾ける人は大勢いるけど...

弾けない人の方が多い。

 

それに取り組む時点で凄い事をしているのだと...

自分を褒めてやりたいくらいだ。

でも、なぜ周りの人はやろうと思わないのだろうか。

そして、なぜ自分はやろうと思うのだろうか。

 

ギターを弾いていてやる気がなくなると...

向いていないのではないかと思う時がある。

すると、それがそうであるかの様に思える。

そして、やめてしまう。

 

でも、成功者たちはその様な経験はほぼないのだろうと思う。

対する自分は諦める事が多くて進歩も少ない。

この事を日々考えていると...

無理に続けようとしているのではないかと思うのだ。

見えない境界線

そして、なぜ無理に続けてしまうのかを振り返ってみた。

それは、自分の過度な認証欲求を満たす為であると結論づけた。

何故、認証欲求が肥大化したのかは分からない。

でも、悲しいことがあると想像上に理想の自分を描いて現実逃避をする

 

これは認証欲求が満たされていない証拠ではないか。

そうすると、私がミュージシャンを目指した様に大きな夢を描く

これがいけないのではなく、ある1つに固執すること...

それが悪いのだと思う。

 

数ある内の1つを目指すのは良いことだが...

人には適正というものがある。

だから、合わなければ別の事をすれば良いのに...

私はミュージシャンだけを目指してしまう。

 

無理だと分かっているのに...

かの、有名なミュージシャンに憧れる人なんて星の数いるのに...

自分はそれだけに固執してしまう。

そして、結局は何もせずにいる。

 

ちょっと整理...

まず、話を整理しよう。

私は音楽や好きなミュージシャンの演奏を聴いていると...

音楽をしたいと思ってしまう。

でも、やらないのである。

 

なぜ、やらないのか。

それは、練習が面倒で楽しめないからだ。

そして、人と比べてしまうから...

バンドを組むことが怖い...そもそも人が怖い

 

なぜ、バンドは破綻したのか。

曲をコピーする事は面倒だと感じたから。

初心者の自分にはギターボーカルは荷が重すぎたのだ。

人の曲だと声の音域的に上手く歌えない。

 

ならば、ギターだけで参加してみたらどうか。

それならば、リズムに合わせるだけで良い。

でも、自分の描くイメージはコピーではなく...

オリジナルバンドなのだ。

つまり、体操の基本ができないのに新技を開発したいと考えているのだ。

見えない境界線

この様に、限界を抱えるているのに理想を諦めきれないと...

ズルズルと時間だけが消える。

挑んでみるけど適正ではないから...

打ちのめされて精神ばかりが刻々と削られていく。

 

何故、自分はこの様に適していない事を続けようとするのか。

逆に、他の人はなぜ高みを目指さないで消費者に成り下がっても...

それをよしとして、生きていくことができるのか。

そして、私はこの様に考えた。

 

普通の人は自分の適正を無意識的に知っているので...

わざわざ、その様なところに飛び込む様な事を潜在的にしたいと思わない。

だけど、うつになってしまう人は...

その、適正を無視してでも叶えようとするからうつになる。

 

その、夢を叶えれば自分を変えられると信じて...

無駄な努力と時間を費やしてしまう。

でも、適していないから失敗してしまい...

精神を病んでしまう。

じゃあどうすれば良いのか

解決策としては...

諦めることと他に目指すべき事を探す。

 

諦める事は簡単の様に思えるが実は大変。

諦めた後もそれを追い求めてしまう...

抑圧することができても、我慢という状況が限界

そこで出てくるのが代替案を探すこと。

 

つまり、他に目指すべき事を探す事。

そうする事で今まで追い求めてきたことも...

忘れ去ることができるのではないか。

でも、それは容易く出来ることではない。

 

むしろ、今までしてきた事の方が向いている場合だってある。

そんな事は、やってみなければ始まらないのである。

とかいう、綺麗事を吐きつつ何も行動に起こさないうつだいでした。